加東市の歯医者なら小野歯科医院

1. マウスピース矯正の治療期間はどのくらい？

2. マウスピース矯正とワイヤー矯正の治療期間の比較

3. マウスピース矯正が長引く原因と治療計画通りに進める対策

4. 兵庫県加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院のマウスピース矯正治療

1. マウスピース矯正の治療期間はどのくらい？

マウスピース矯正の治療期間は、歯並びの状態や年齢、矯正治療計画によって異なります。
 

①軽度の歯列不正

軽度の歯のすき間やわずかな歯のねじれなどの場合、治療期間は6か月～1年程度になることが一般的です。部分矯正に限定されるケースだと、比較的短期間で治療が終了します。

②中程度の歯列不正

噛み合わせのズレが少なく、歯の移動が比較的スムーズに進むケースでは、1年半ほどで治療が完終了することが一般的です。

③重度の歯列不正

歯の重なりが大きい場合や、骨格的な要因がある場合には、3年以上の治療期間がかかることもあります。特に抜歯が必要なケースでは、歯を動かすスペースを確保するための時間が必要になります。
 
 

2. マウスピース矯正とワイヤー矯正の治療期間の比較

矯正治療の期間は、矯正方法だけでなく、患者さんの歯並びの状態によって大きく異なります。同じ矯正方法でも、歯の移動量や噛み合わせの問題によって治療期間が変わるため、単純に「どちらが早い」とは言い切れません。ここでは、それぞれの矯正方法が適しているケースと、治療期間の目安について解説します。
 

①軽度の歯並びの乱れ（歯のねじれやすき間の改善)

治療期間の目安：6ヶ月～1年
マウスピース矯正：適応しており、短期間で治療できるケースが多いです。
ワイヤー矯正：矯正治療は可能ですが、比較的簡単なケースではマウスピース矯正が選ばれることもあります。

②中等度の歯並びの乱れ（歯の重なりや軽度の噛み合わせの問題）

治療期間の目安：1年～2年
マウスピース矯正：適応可能ですが、歯の動きに時間がかかることもあります。
ワイヤー矯正：目安同様の治療期間で、矯正装置が固定されているため、計画通りに進みやすいです。

③重度の歯並びの乱れ（抜歯を伴うケース、噛み合わせのズレが大きい）

治療期間の目安：2年～3年以上
マウスピース矯正：可能な場合もありますが、ワイヤー矯正と併用することが多いです。
ワイヤー矯正：大幅な歯の移動が必要なケースでは、ワイヤー矯正が推奨されることが多いです。
 

治療期間に影響するポイント

・歯の移動量：大きな動きが必要なほど時間がかかります。
・噛み合わせの問題：深刻な噛み合わせのズレがあると、治療期間が長くなります。
・患者さんの協力：マウスピース矯正では装着時間を守ることが治療期間に影響します。
 
 

3. マウスピース矯正が長引く原因と治療計画通りに進める対策

マウスピース矯正は計画通りに進めば1～3年で終わりますが、予想よりも長引くケースがあります。その原因と、治療をスムーズに進めるための対策について解説します。
 

①マウスピースの装着時間が守られていない

マウスピース矯正は、1日22時間以上の装着が望ましいとされています。しかし、装着時間が短いと歯が予定通りに動かず、治療が遅れてしまいます。
食事や歯磨きの後はすぐに装着し、スマホのアラームなどを使い、装着時間をしっかりと管理しましょう。

②マウスピースの交換が遅れる

通常、マウスピースは1週間ごとに新しいものに交換します。しかし、次のマウスピースに進むタイミングを逃すと、治療計画が遅れてしまいます。
交換スケジュールをカレンダーやアプリで管理したり、同じ曜日に交換するなどの対策をとり、指定された日に必ず交換するようにしましょう。

③歯の移動が計画より遅い

個人差はありますが、歯の動きが計画よりも遅くなることがあります。特に、歯根の状態や骨の密度によっては、思ったように歯が動かないことがあります。定期的に歯科医師の診察を受け、マウスピースは適切に装着し、不要なズレを防ぐようにしましょう。

④むし歯や歯周病などの口腔内のトラブル

矯正中にむし歯や歯周病になると、治療を優先する必要があり、矯正が一時中断されることがあります。
毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯科医院で定期検診を受け、口腔内の健康を保ちましょう。

⑤抜歯が必要なケース

抜歯を伴うマウスピース矯正は、歯を動かすスペースを確保するため時間がかかることがあります。
抜歯後の回復期間を考慮し、余裕を持った治療計画で進めていきましょう。
 
 

4. 兵庫県加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院のマウスピース矯正治療

加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院では「全世代対応・総合歯科医院」としてあらゆるご年齢の方へ矯正治療を行っています。
永久歯の生え変わりが完了する12歳からはマウスピース矯正「インビザライン」による矯正治療を推奨しています。マウスピース矯正は以下のメリットがあります。
 

①目立ちにくい

装置が透明に近いため、見た目を気にすることなく治療が可能です。

②取り外しが可能

食事や歯磨きの際に、アライナーを取り外せるので衛生的です。

③ワイヤー矯正と比べて快適な付け心地

金属を使用せず、歯面の凹凸感もないため、ワイヤー矯正よりも不快感や違和感を抑えた矯正治療が期待できます。
※不快感や違和感の感じ方には個人差があります。
 
加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院は総合歯科医院として、万が一マウスピース矯正治療中にむし歯や知覚過敏などのトラブルが発生してもお口全体を見て治療できる点も強みです。
また、マウスピース矯正では対応できない重度の歯列矯正が必要な方へは矯正専門医によるワイヤー矯正も行っています。
 
▼加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院のワイヤー矯正治療の詳細はこちら
https://www.ono-dc.com/treatment/wire/
 
 
矯正治療は見た目だけでなく、顎関節症や噛み合わせの影響による頭痛・肩こりの改善も期待できる治療です。
このことからあらゆる年齢の方に向けた治療とも言えます。
▼加東市・小野市の歯医者 小野歯科医院のマウスピース矯正治療の詳細はこちら
https://www.ono-dc.com/treatment/mouthpiece/
 
 

まとめ

マウスピース矯正の治療期間は、症例の難易度やマウスピースを適切に使用できているかによって異なります。
一般的には1～3年ですが、軽度の歯の乱れであれば1年以内に終わることもあります。一方で、マウスピースの装着時間が短かったり、歯の移動が計画通りに進まなかったりすると、治療が長引く可能性があります。マウスピース矯正を計画通りに進めるためには、装着時間を守り、定期的に歯科医師のチェックを受けることが重要です。
 
兵庫県加東市、小野市でマウスピース矯正についてお悩みの方は加東市の歯医者 小野歯科医院までお問い合わせください。
 

監修
小野圭三（小野歯科医院 院長 / 歯科医師）
広島大学歯学部卒業
日本インプラント学会会員
 
小野貴翔（歯科医師）
愛知学院大学歯学部歯学科卒業
インビザライン認定ドクター
 
小野彩（歯科医師）
大阪大学歯学部 卒業
歯科保存学会 認定医