矯正はマウスピースとワイヤーどちらがいい？違いと併用治療についても解説

2025.04.03

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マウスピース矯正

▼目次

4. 兵庫県加東市・小野市の歯医者小野歯科医院のマウスピース矯正治療

矯正治療にはさまざまな方法がありますが、その中でも代表的なのが「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」です。近年では、これらの治療法を組み合わせて行う「併用矯正」という選択肢も注目されています。しかし、実際に治療を検討するとなると「どっちの方が自分に合っているの？」「両方使うと何が変わるの？」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、マウスピースとワイヤー矯正の仕組みの違いやそれぞれの特徴、さらに併用矯正についても詳しく解説します。

1. マウスピースとワイヤー矯正の仕組みの違い

矯正治療は、歯に力を加えて少しずつ動かし、理想的な歯並びに整える治療です。マウスピース矯正とワイヤー矯正はその「力のかけ方」と「装置の種類」に違いがあります。以下に、それぞれの仕組みの違いを解説します。

➀マウスピース矯正の仕組み

透明な樹脂製のマウスピースを使い、段階的に形の違うマウスピースに交換して少しずつ歯を動かします。取り外しが可能で、1日20時間以上の装着が推奨されます。

➁ワイヤー矯正の仕組み

歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を引っ張るように動かします。装置は取り外しできず、歯科医師が定期的に調整を行います。

➂力のかけ方の違い

マウスピース矯正は広範囲に弱い力をかけ、少しずつ歯を移動させます。一方、ワイヤー矯正は1本1本の歯に強い力を加えて細かく動かすことができます。そのため、歯の動かし方や難易度の高い症例への対応に違いが出ます。

➃装着方法とメンテナンス

マウスピースは取り外して洗浄できるため清潔を保ちやすい一方、装着時間を守らないと治療が計画通りに進みません。また、ワイヤー矯正は常に装着されているため管理はしやすいですが、歯磨きが難しいと感じる場合があります。

どちらの方法も、メリットとデメリットがあるため、目的やライフスタイルに応じて選択することが大切です。

2. マウスピースとワイヤー矯正の特徴の比較

実際に矯正治療を受ける際には、仕組みだけでなく、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。以下に、マウスピース矯正とワイヤー矯正、それぞれの特徴を解説します。

➀見た目の違い

マウスピースは透明で目立ちにくく、仕事や学校などで人目を気にする方に向いています。一方、ワイヤー矯正は金属やセラミックの装置が見えるため、見た目が気になる場合は注意が必要です。

➁対応できる症例の範囲

軽度から中等度の歯並びの乱れであれば、マウスピース矯正が適応になることがあります。しかし、重度のズレや抜歯が必要なケースなどはワイヤー矯正の方が適している場合が多いです。

➂痛みや違和感の程度

どちらも歯が動く過程で痛みを伴うことがありますが、マウスピースは比較的痛みが少ないと感じる人が多い傾向にあります。

➃治療期間と通院頻度

ワイヤー矯正は定期的な調整が必要なため、通常は月に1回の通院が求められます。一方、マウスピース矯正は比較的通院回数が少なく済むことが多いですが、その分、マウスピースをしっかりと装着する自己管理が重要になります。

⑤費用の違い

費用は治療内容や期間によって異なりますが、一般的にワイヤー矯正の方がやや安価で、マウスピース矯正は装置の作製にコストがかかるため高額になりやすい傾向があります。

このように、それぞれに特徴があり、何を重視するかによって最適な方法は変わってきます。

3. マウスピースとワイヤーの併用矯正

近年では、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせた「併用矯正」という方法も増えています。これは、それぞれの長所を活かしながら、より効果的に歯を動かすための治療法です。以下に、併用矯正の具体的な内容を解説します。

➀部分的な使い分け

たとえば、前歯部分は見た目を重視してマウスピースを使い、奥歯など見えにくい部分や複雑な移動が必要な歯にはワイヤーを使うといったように、部位ごとに装置を使い分けることがあります。

➁段階的な切り替え

治療の前半はワイヤーで大きく歯を動かし、ある程度整った段階でマウスピースに切り替えるという方法もあります。これにより、効率的に歯を動かしつつ、後半は目立ちにくい装置で仕上げることが可能なケースもあります。

➂難症例への対応

マウスピースだけでは対応が難しい複雑な歯並びや、骨格的な問題がある症例では、ワイヤーを併用することで治療の幅が広がる可能性があります。

➃治療期間の短縮

個人差はありますが、症例によっては併用することで歯の動きがスムーズになり、結果として治療期間が短縮されるケースもあります。

併用矯正は、マウスピースとワイヤー両方のメリットを活かした柔軟な選択肢として注目されています。

4. 兵庫県加東市・小野市の歯医者小野歯科医院のマウスピース矯正治療

加東市・小野市の歯医者小野歯科医院では「全世代対応・総合歯科医院」としてあらゆるご年齢の方へ矯正治療を行っています。
永久歯の生え変わりが完了する12歳からはマウスピース矯正「インビザライン」による矯正治療を推奨しています。マウスピース矯正は以下のメリットがあります。

①目立ちにくい

装置が透明に近いため、見た目を気にすることなく治療が可能です。

②取り外しが可能

食事や歯磨きの際に、アライナーを取り外せるので衛生的です。

③ワイヤー矯正と比べて快適な付け心地

金属を使用せず、歯面の凹凸感もないため、ワイヤー矯正よりも不快感や違和感を抑えた矯正治療が期待できます。
※不快感や違和感の感じ方には個人差があります。

加東市・小野市の歯医者小野歯科医院は総合歯科医院として、万が一マウスピース矯正治療中にむし歯や知覚過敏などのトラブルが発生してもお口全体を見て治療できる点も強みです。
また、マウスピース矯正では対応できない重度の歯列矯正が必要な方へは矯正専門医によるワイヤー矯正も行っています。

▼加東市・小野市の歯医者小野歯科医院のワイヤー矯正治療の詳細はこちら
https://www.ono-dc.com/treatment/wire/

矯正治療は見た目だけでなく、顎関節症や噛み合わせの影響による頭痛・肩こりの改善も期待できる治療です。
このことからあらゆる年齢の方に向けた治療とも言えます。
▼加東市・小野市の歯医者小野歯科医院のマウスピース矯正治療の詳細はこちら
https://www.ono-dc.com/treatment/mouthpiece/