TREATMENT
子供の歯が気になる・小児歯科
子供の歯が気になる
「歯が変色している」「歯に隙間がある」「歯並びが気になる」「口がいつも開いている」……気になる症状がある時はもちろん早めにご相談ください。また、まだ虫歯もなく痛みもなく、気になる症状がなかったとしても、だからこその定期検診をおすすめしています。予防を怠らないことで、お子様の歯を守れる可能性は飛躍的に高まるのです。お口の健康は、心と体の健康に通じます。早い段階で歯を大切にする習慣を身につけることは、一生の財産になります。
お子様が通いやすいポイント
ゆっくり
お子様のペースを守ります。無理やり押さえつけ、我慢させるような検査や治療はしません。
こわくない
「上手にできたね」歯科医師や歯科衛生士による丁寧な声かけでしっかり褒めて応援します。
いたくない
表面麻酔や極細の針等を使用して、可能な限り「痛くない」治療を心がけています。
定期検診で“歯医者さんが怖くならない”仕組み
虫歯がないから
痛くない
虫歯がない場合は、クリーニングだけなので痛くなく、お口はすっきりして気持ちいい
治療になっても
痛くない
虫歯ができていても、定期的に通っていれば軽症段階なので痛くない治療で早く済む
定期検診することで「痛い経験」に至らず、
通うことへの心理的な抵抗が生まれません!
幼いうちに一度でも「歯医者さんは痛くて怖いところだ!」と
感じたら、その思いを払拭するのは難しい……
「歯医者さん、怖くないよ!」
小野歯科医院で楽しく通う習慣をつけませんか?
お子様向け虫歯予防クラブ
ゼロゼロバスターズについて
お子さんの歯を一生守っていきませんか?
ゼロゼロバスターズとは?
約3か月に1度の楽しい通院で「健康な歯の維持」と「健全な口腔発育」をチェックしませんか?もちろん保険診療です(ほとんどの方に負担金はありません)
季節イベントなどもありので、ぜひご入会してください!
ゼロゼロバスターズ入会の
ご案内
入会金のみ 1,100円
(1〜12歳まで年会費等は発生しません)
ゼロゼロバスターズの特典
ご入会いただくと受けられる特典です。
01
クラブ特製
『でんたるノート』
お子様のその日の治療内容が記録してあります。その他にも歯科衛生士のコメントが付いています。
02
顔写真入り会員カード
お子様の顔写真入り会員カードをプレゼント!ゼロゼロバスターズオリジナルの会員カードです。
03
お誕生日プレゼント・
写真入りカレンダー
お子様のお誕生日には、お子様の写真入りカレンダーをプレゼントしています。
04
ゼロゼロバスターズ
フェスタへご招待
年に数回行われるフェスタに優先的にご招待します!
ゼロゼロバスターズの取り組み
歯の正しいケアの方法を身につけることができます。
01
虫歯・磨き残しのチェック
歯科衛生士がミラーを使った目視や触診で確認します。
02
歯についてのお勉強
せっかくフッ素を塗っても、歯ブラシが上手にできなかったり、予防方法を知らないと虫歯はどんどん作られてしまいます。虫歯の原因や予防方法を楽しく勉強しよう!
03
ハミガキ、フロス
(糸ようじ)で歯のお掃除
年齢に応じた方法で歯磨きやフロスを使ってお掃除します。
04
バイオフィルム除去
(歯のクリーニング)
痛みのないクリーニングで虫歯菌の巣を除去して、歯を強くしよう!
05
フッ素塗布
最後にフッ素を塗布し、虫歯予防をします。
その他にレントゲン撮影、お口の写真撮影を行なう場合があります。
以上で、お時間は30~45分程度です。
知ってほしい!
0歳児からのむし歯予防
乳歯と永久歯は密接な
関わりがあります。
生えたばかりの歯も虫歯になるの?
生えたばかりの歯の表面は、やわらかく酸に侵されやすく、やがて表面が固くなってくる1年くらいの間にむし歯は出来やすいと言えます。乳歯のうちから歯に汚れが付かないよう歯みがきを習慣づけることが大切です。
乳歯の虫歯を放っておくとどうなるの?
乳歯の虫歯は永久歯の歯ならびを悪くします。また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。乳歯の虫歯が原因でお子様が将来困らないように、早めの治療をおすすめします。
気をつけよう!
保護者の方のお口の健康!
スキンシップや食べ物のシェアで、保護者の方の虫歯菌がお子さんの口の中に移ってしまうことがあります。虫歯は細菌による「感染症」で、新生児には虫歯菌はありません。お子様と接する機会が多い方は口腔環境を整えることを意識してほしいと思います。
SPECIAL COLUMN
お子さんの口、
いつも開いていませんか?
子どもの口腔機能発達不全症が増えています!
口腔機能の発達不全は、現代の食生活や環境が要因にあり、口の中の筋肉や関節が正常に発達しない状態のことです。噛む力の低下により栄養の吸収を阻害したり、言葉が不明瞭になるなど生活に支障をきたすこともあります。また、口呼吸による様々なリスクは健康な成長を妨げることがあります。
[口呼吸の主なリスク]
- 顎や歯の発達に影響を与え、不正咬合や歯並びの乱れを引き起こす
- 口内が乾燥すると、唾液の量が減少し口腔内の自浄作用が低下する
- 口内の乾燥は、細菌の増殖を促進し、口臭の原因となる
- 睡眠時の呼吸を妨げ、睡眠時無呼吸症候群のリスクを増加させる
専門家による早期の対応(トレーニング指導など)で症状を軽減し改善することができます。
日頃の定期検診で小さな兆候を見逃さないことが重要です。
治療の流れ
[初診]カウンセリング・検査
カウンセリング
問診表に記入いただき、専任のカウンセラーが、保護者の方とお子さんと一緒にお話を聞きます。ご不明な点も遠慮なくご相談ください。
歯磨き指導・フッ素の塗布
歯科衛生士が正しい歯磨きの方法を優しく伝えます。仕上げにフッ素を塗布し虫歯を予防します。
関連リンク
応急処置・治療
虫歯や痛みがある場合、保護者同意のもと、治療中の痛みを最小限に抑えながら、速やかに痛みを取り除く治療をいたします。さらに治療が必要との判断で次回のご案内をさせていただきます。
定期検診(ゼロゼロバスターズ)
[3〜4ヶ月毎のご来院をおすすめ]
虫歯・磨き残しチェックから、歯についての勉強や、プロのクリーニングを行います。
治療がなければお時間は30~45分程度です。
Q&A
お子様の歯に関する
よくある質問をまとめました。
そのほかの質問も気軽にお尋ねください。
全般
1歳半を過ぎても哺乳ビンが手放せないのですが、歯への影響はありますか?
なるべく早く止めるようにした方が良いでしょう。
哺乳ビンを使用し続けることは、広範囲にできる虫歯の原因の一つにもなります。特に寝る前や夜間の哺乳ビンの使用は虫歯を積極的に作っているようなものです。
また、口の周りの筋肉の発達を遅らせることにもなります。徐々にコップに切り替えるようにしましょう。
乳歯の虫歯は、放っておいて大丈夫でしょうか?
乳歯の虫歯は永久歯の歯並びを悪くします。
また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。乳歯の虫歯を放っておくと、永久歯に悪い影響が出て、将来困る可能性があるため、早めの治療を心がけてください。
3歳を過ぎた頃から虫歯が急に増えてきました。
3歳頃になると、人との交流も増えて行動範囲が広がり、ジュースやお菓子を口にすることが多くなります。乳歯はほとんど生えそろい、歯と歯の間に見えにくい虫歯が出来てくる時期でもあります。
気がついた時には、大きな虫歯になっていることもあるので、定期的な検診を受けて早期発見と早期治療、家庭では大人が仕上げ磨きをするように心がけましょう。
指しゃぶりを止めさせるにはどうすればよいのでしょうか?
3歳ぐらいまでの指しゃぶりをあまり気にすることはありません。
親と子だけの生活から、友達遊びもだんだん出来るようになります。多くの子どもは社会性が芽生え、他に興味の対象を見つけ、指をしゃぶる回数が減ってきて、いつの間にか止めてしまいます。
しかし、奥歯のかみ合わせが出来てからも指しゃぶりが続いているなら、顎の骨の発育や歯並びに悪い影響を与えるので止めさせる必要があります。無理に止めさせるのではなく、子供自身に指しゃぶりは良くないのだという意識を持たせ、徐々に止められるように促します。指しゃぶりをするたびに怒ることはしないようにしましょう。
治療
子どもが歯の治療を嫌がります。どうすればいいですか?
恐怖心の強い子の場合は治療を嫌がることがあります。泣いて嫌がるときは、子どもが抱いている不安や恐怖心を取り除くことから始める場合があります。
最初は診療室に入るだけ、次は治療の椅子に座ってみる、というように少しずつ慣れさせます。うまくできたら、大いにほめてあげてください。普段から叱る時に歯医者さんを引きあいに出して(「歯医者に行って痛い治療をするよ」など)、恐怖心を植えつけることがないように注意することも大切です。
また、痛くなってからの治療は大人でもつらいものです。日頃から予防のために定期的に検診を受けていれば、虫歯になる可能性も低くなりますし、もし虫歯になっても軽度なので簡単な治療で済みます。
治療した子どもの詰め物が外れやすいのはどうしてですか?
外れやすいことには色々な理由が考えられます。
1. 乳歯は永久歯に比べ、歯の厚みがないため、詰め物も比較的薄くなりがちです。そのため、維持力が期待できません。
2.乳歯の詰め物に使う金属は銀合金でさびやすく、セメント接着力が落ちてしまいます。
3.交換期では、歯の動揺や、隣の歯が生えて来ることにより、詰め物に外れる力が加わります。
4.ガム、あめを食べる機会が多いこと、歯ぎしりをする子が多いことなど、これらも詰め物を外す力となります。
5.子供は唾液が多く、詰め物をセメントで留める時に汚染されやすくなることがあります。
6.治療を極端に嫌がった場合、治療の精度が劣りやすいことがあります。
などがあげられます。いずれも虫歯や歯が欠けていなければ、再度つけ直すことができます。
当院では、お子さんが嫌がることなく正確な治療を受けていただけるよう、スタッフ一同、細やかな配慮に努めています。安心してご来院ください。
歯磨き
子どもが歯磨きを嫌がります。どうすればいいですか?
まず、歯ブラシを持って遊ぶこと(その時はお母さんが必ず見守ってくださいね)から始めて、歯磨きが生活習慣の一部になるよう家族みんなで取り組んでみましょう。
お母さんのひざの上で寝かせ磨きをすることはスキンシップの1つでもあるので、お子さんにとって安心感もあって楽しいものになると思います。
子どもにも歯磨き剤は使ったほうがいいのでしょうか?
使わなければならないことはありません。歯磨き剤をつけた方が喜ぶようでしたら、ほんの少し付けてあげると良いでしょう。
しかし、口中が泡だらけになると、すみずみまで歯ブラシが届きにくく、すぐにうがいをしたくなるので、歯磨きをする時間が短くなっては本末転倒です。
歯磨き剤には小さな粒子による研磨作用、洗剤と同じ様な清掃作用もあり、虫歯予防に一定の効果はあります。お子さんに使用する時は程よい分量で、特にフッ素入り歯磨き剤を使いましょう。
またうがいができない幼児はジェルや泡タイプの歯磨き粉を使ってみても良いでしょう。
フッ素・シーラント・キシリトール
フッ素はいつから使用したら虫歯になりにくいのでしょうか?
生え始めの歯はフッ素をよく取り込みます。生えたら歯科医院での歯面塗布を推奨します。
ただし、乳幼児はじっとしていられず、嫌がることで、大半が唾液で流れてしまうこともあります。このため、乳幼児は特に定期的に塗る必要があります。
フッ素の作用について教えてください。
フッ素には直接歯に作用するものと、口腔内に作用するものがあります。
直接歯に作用する場合、歯の表面にフルオロアパタイトを生成し、結晶性を向上させ歯を硬くすることが知られています。また、再石灰化を促進させます。
口腔内に作用する場合、適量なフッ素が存在するとミュータンス菌の活動を抑制して、細菌の持つ酸産生能力を抑えます。
この二つの作用で、フッ素はむし歯予防に非常に有効です。しかしフッ素を塗ったからといって歯磨きをサボっては逆効果です。虫歯予防の基本は虫歯をつくらない食生活と歯磨きを中心としたケアですので、フッ素は万能薬ではありません。
シーラントとはなんですか?
生えて間もない歯は表面のエナメル質が未成熟で、虫歯菌が作り出す酸に対する抵抗力が弱いので、虫歯にたいへんかかりやすくなっています。
臼歯(奥歯)には深い溝があって、食べかすや歯垢がたまりやすく、この溝から虫歯が非常にできやすくなります。
また上下の歯が生え揃うまでは、特に歯垢がたまりやすい状態です。シーラントというのは、あらかじめ、この溝を合成樹脂で埋めてしまう予防処置です。生えたばかりの歯にシーラントをきちんとしておけば虫歯を予防する効果が大きいのです。フッ素と組み合わせることによって予防効果はさらに高まります。
歯並び・歯科矯正
上唇小帯異常とは?
上唇小帯は上の顎の前歯中央の二本の歯の間にあるひもで、これが短かったり、裏側まできつく付いていると正中離開(中央の前歯の間に大きな隙間が出来る)や、口の中の自浄性を悪くし、虫歯になりやすくなることがあります。
しかし、多くは永久歯への交換、萌出、歯槽部の発育により、小帯の付いている位置が上へ移動し、離開も徐々に閉鎖していくので、乳歯列期では経過観察することが多いです。また、永久歯に生え変わりの時期になっても状態に変化がない場合には切除したり形成手術をすることもあります。
舌小帯異常とは?
舌小帯は舌の裏側にあるひもで、この小帯が短かったりすると舌を前へ出したときに舌の中央部がハート型にくぼむので、診断の目安になると思います。
舌小帯が短いと舌の動きが制限されるために、発音障害や咀嚼障害を起こすこともあります。このような障害がある場合、切除や伸展手術や舌の運動トレーニングをする場合もあります。
乳歯の歯並びにすき間があるのですが?
乳歯の歯並びには成長と共にすき間ができる(発育空隙という)のが正常です。これは後から、乳歯より大きな永久歯が生えてくるスペース確保のためです。
最近、このすき間がないお子さんが目立ってきています。すき間がまったく無いと歯並びが悪くなる原因にもなります。
子どもの前歯が斜めに生えてきたけど大丈夫?
子どもの前歯が最初からまっすぐに生えることは珍しく、たいていは斜めに生えてきたり、隙間が開いたりします。成長に伴い改善されます。
生えていく過程で歯の向きやねじれは治っていく場合が多いのですが、生える隙間がない場合は自然には治りにくいかもしれません。
子どもの歯の矯正はいつ頃からすればよいですか?
6歳までには相談しましょう。7歳以降に相談しても、手遅れになる場合があります。
子どもの受け口は、そのままで治りますか?
幼児に自然な状態のかみ合わせをさせることは難しく、下顎を前に突き出して咬むこともあり、実際には異常でないことも多いです。しかし乳歯が全部生えそろう頃(2.5〜3歳頃)になっても反対のかみ合わせの場合、一部には乳歯のうちに治療した方が良いケースもあります。
子どもが、あごが痛いと言うのですが、どうすればいいですか?
顎関節症とは、あごの「ねんざ」と考えると分かりやすいでしょう。「ねんざ」と同じように、痛いときは安静にすることが絶対に必要です。
痛い方の顎で、固いものを噛まない、頬杖をつかない、わざと大きな口を開けないなど気をつけましょう。ほとんどは一時的なもので治りますが気になる場合はご相談ください。
歯のケガ
ころんで歯をぶつけました。だんだん歯の色が変わってきました。
歯の色が変わってきたのは、打撲によって歯の中の神経が切断され、出血したことによるものです。また、歯にヒビが入ったり、歯のまわりの骨に傷が広がることもあるので、打撲したらすぐ受診してください。
ころんで歯が抜け落ちました。落ちた歯はあります。どうすればいいですか?
抜け落ちた歯の汚染状態・抜けてからの時間・保存状態などから再び植えなおすことができるかどうか判断します。
できるだけ早い受診が必要です。抜けた歯は乾燥させず、生理食塩水または牛乳に入れて持っていきましょう。何もなければお口の中にいれて持ってきて下さい。
唾液が歯を保存させる作用があります。(飲み込まないように注意してください)