TREATMENT
詰め物・被せ物が取れた時の歯科治療
詰め物・被せ物が取れた
虫歯を削った部分を修復するために、詰め物・被せ物(インレー・クラウン)をすることになりますが、時間の経過によって接着剤などの劣化が起こります。また、歯肉の変化や二次的な虫歯などで接着面がフィットしなくなったり、硬い食べ物を食べた時や、歯ぎしりなどの強い力が加わったりすることも原因の一つです。外れた場合は放置せず早めに相談しましょう。
詰め物・被せ物の基礎知識
詰め物・被せ物をしていてもまた虫歯になりますか?
詰め物・被せ物の下は本物の歯ですので、再び虫歯になる可能性はあります。 また、治療をした歯はそもそも汚れが残りやすいなどの問題が出やすい場所である事が多く、そのため被せ物などの人工物が入った後は、よりメンテナンスに気をつけなくてはいけない場所だと言えます。
虫歯になりにくい詰め物や被せ物はありますか?
「セラミック」や「ジルコニア」がお勧めです。保険が適応されている素材に比べて表面がツルツルしていたり、耐久性が勝るため虫歯になりにくいです。
関連リンク
詰め物・被せ物が取れてしまったら…
- 自分で付け直さない
- 刺激物は避ける
- 取れたら洗って保管
- 口内を清潔に保つ
- 取れた歯で噛まない
そのまま放置すると…
穴になっているので、
食べものが詰まりやすい
蓄積すると細菌が繁殖
歯茎の炎症を引き起こす
気になったら定期検診のすすめ
詰め物が取れたことに気付かないこともあります。
少しでも違和感があれば受診しましょう
保険診療の詰め物・被せ物の種類
プラスチック(白)
メタル(銀)
メタル+プラスチック
美しさ
丈夫さ
適合性
※費用は保険適用額になります。
セラミック
ジルコニアクラウン
ジルコニアインレー
美しさ
丈夫さ
適合性
価格(税込)
132,000円
110,000円
66,000円
治療の流れ
[初診]カウンセリング・検査 90分
カウンセリング
問診表に記入いただき、専任のカウンセラーが患者様のお話をじっくりと拝聴し、丁寧なカウンセリングを行います。信頼できるパートナーとして、一人ひとりの悩みや不安に寄り添います。ご不明な点も遠慮なくご相談ください。
レントゲン写真・口腔内スキャナ撮影
最適な治療に必要なレントゲン写真を含めた、最新の装置を用いた精密検査を実施させていただきます。
3D口腔内スキャナ「iTero(アイテロ)」
歯科専用の小型カメラです。2分程度のスキャンで、快適かつスピーディーに歯型を取ることもできる最新機器です。従来に比べて患者様の負担が軽減しています。また、患者様ご自身もお口の中の状態を画面ですぐ見ることができます。
※口腔状態によっては写真撮影に変更する場合があります
歯周病精密検査
歯科衛生士が歯周病についての説明をさせていただいた後、歯周病の進行状況を詳しく調べます。
説明・応急処置
歯科医師からの説明
初診検査後に行うカウンセリングです。患者様の口腔内の状態や診断結果を、写真やレントゲン画像を用いながら分かりやすくお伝えし、最適な治療計画を提案いたします。治療内容や費用、期間など疑問や不安を解消し、納得して治療を進めさせていただくための大切なステップです。
痛みを取り除く治療
初診時に主訴の改善を中心に、応急処置をいたします。
[再診]各種治療
次回のご予約をいただき、必要な治療を開始します。治療内容については、歯科医師・歯科衛生士より都度説明をさせていただき、患者様の納得の上で治療を進めます。
歯磨き指導・歯石除去
磨き残しの癖を知り、正しい歯磨きのテクニックをお伝えします。歯科衛生士が、歯垢はもちろん歯茎の上や中にもぐり混んでいる歯石(バイオフィルム)を徹底的に除去します。歯石除去完了後に歯の表面をツルツルに仕上げます。
治療
歯周病治療と並行しながら、歯の治療(虫歯治療等)を進めます。症例によっては高度治療を提案する場合もあります。
[定期健診]アフターメンテナンス・ケア
治療おつかれさまでした。
お口の快適な状態が今後も維持できるように、しっかりとアフターメンテナンスをいたします。定期的なメンテナンスとケアを行うことで、疾患の再発を防止し心身の健康が保たれ、また無駄な治療費を抑えることにもつながります。
予防歯科スタート:3カ月ごと(推奨)
現状チェックおよび徹底的なクリーニングで、お口の中をリセットします。不具合があれば処置いたします。 小野歯科医院では「予防歯科」を普段の健康管理に欠かせない運動・食事・睡眠と同じレベルと捉えています。 1回の定期検診費用4,000円前後(内容により個人差はあります)で可能な健康管理「予防歯科」をおすすめします。
痛くなる前の定期検診で、
生涯の快適性・審美面・経済性がアップします。
『予防歯科』でお口の健康と美しさを保ちましょう。
Q&A
詰め物・被せ物に関する
よくある質問をまとめました。
そのほかの質問も気軽にお尋ねください。
詰め物や被せ物が取れたら、自分で戻すことができますか?
自分で付けることはおすすめしません。詰め物や被せ物の変形や破損、また、思わぬ事故につながる可能性もあります。
取れてしまった詰め物や被せ物の保管方法は?
現物がある場合は綺麗に洗って保管します。小さくて紛失しやすいので、口を閉められる袋やケースに保管するのが安全です。
詰め物や被せ物が取れてしまって、歯科に行くまでに気を付けることはありますか?
詰め物や被せ物が取れたあとの歯は穴が開いているような状態で、歯垢がたまりやすくなっています。
やわらかめの歯ブラシを使ったり、洗口液を使用したりして、お口を清潔に保ってください。
昔入れた前歯のかぶせ物の歯茎のあたりに、黒い線が見えて気になるのですが?
虫歯ではないとすると、歯茎が下がって被せ物との境目が見えてきたために起こると考えられます。被せ物に使われている金属のせいで、歯自体に色がつき、境目に黒いラインが見えることが多いです。被せ物を新しく作り直せばきれいになりますが、金属を使った歯を入れると、またいずれ見えてくる可能性はあります。当院では金属を使用していない素材だけで作る被せ物や詰め物も取り扱っています。
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